学校はじまる。

 

ここに到着してから3日後に学校が始まりました。

 

学校の場所はすごく分かりにくいところで、日本人のルームメイトの子が説明してくれないと本当迷子なっちゃうような場所。(説明されても超絶スーパー方向音痴なあたしは後に迷子になるという)

 

しかも朝の8時集合。

 

緊張とジェットラグとルームメイトのいびきとホームシックでこの3日間眠れてないわたしにとっては地獄というか目も頭も肩も重くて太陽も受け付けられないのに重労働をしなければいけない奴隷のように思えた。

 

迷子になりながらもなんとか到着。

 

最初の日はオリエンテーションのみでした。

 

アジア人とサウジアラビア人でほとんど人口を占めていました。

あちらこちらから日本語が聞こえてきて、日本?と勘違いしちゃいそうになったぐらい。

 

とにかく若い子たちが多い!

 

そりゃそうだ。留学だもんね。と言い聞かせる。

 

ここであたしが思ったことは、年齢をサバ読もう。っていうこと。笑

しかも微妙な3歳下に言うとか。笑

 

まあ、そのうち公開処刑並みの勢いでバレましたが。それでも笑仲良くしてくれた若いみなさんにほんと感謝。

 

次の日にプレイスメントテストと言って、クラス分けのテストがありました。

[文法、リスニング、ライティング]の3科目。

 

はい?

 

でした。完全に。

周りでは鉛筆のコンコン音が凄まじくて。あーこれ夢に出てくるやつだわ、って思ってた。

 

そんなこんなで1週間は本当にオリエンテーションばかりでした。もちろん英語。すべて。

内容キャッチしきれてない不安を抱えつつもなんとかなる、と変な自信だけは満々で。

 

でも確かに言えることは毎日クタクタでした。

ほんと。

食べ物も買いに行く元気もなければ、自炊する元気もない。

今なら緊張と慣れない言語に必死にフォーカスしてるからだったんだと分かるんだけど、当時は全くそう思えなくて。

 

体力なくなったな。若くないんだな、もう。

体力づくりしよ。

 

と更にランニングを始めるという始末なのでした。笑

 

本当にあたしは大事な核心に気づくのがいつも遅い。全てのことにおいて。

大人になればなるほど先のことを読むようになるよ、と誰かが言っていた。 

仕事してるときは、先のことを読めているような気がしてた。いや、読めていたと思う。

でも、今仕事から離れて、プライベートのこととなると全くもって読めていない。むしろ現時点のリアルすら見えていない人間なのだ、わたしは。ということに気づいた。

これは新たな自分の発見でした。