うちの旦那はヲタクで外国人。

タイトル、明らかにパクってます。笑

 

今までの日記を少し振り返ってみたところ、旦那のことあまり紹介してない。笑

自分のことばかり述べていたので、今回は旦那のことを少し紹介しようと思います。

一言で言うならばタイトル通りです。

 

アメリカ人でオタクというかサブカルチャー好き。いや、やっぱりオタクか。

メインはゲーマー。そしてアニメ好き。一番好きなアニメはジョジョと奇妙な冒険ですがジブリも好きだしガンダムエヴァといった日本が誇る大作も好きです。

日本語は話せませんが、簡単なものなら少し言えます。(というか、我が家では英語と日本語での会話が入り混じっている。笑でも、ちゃんと理解している)

 

出会いは私がアメリカ留学して間もない頃に登録した、今はやりのデーティングアプリ。今となってはセフレ探しのためのアプリ化としてしまったようですが、当時はそういうものでもなく、実際にそれでお付き合い、結婚まで至った人も知っていました。私は彼氏、彼女として付き合う云々の話として考えてはいなく、まずはお友達になれたらいいなあという思考でした。(まずはお友達からという定番セリフですが本当にこうなるとは当時思っていなかった。笑)そのデーティングアプリを介して実際に会った中の3人目が現在の旦那となる人でした。

実際に会う前の2週間ほどテキストでのやり取りをしていたのですが、会う1週間前にちょっと違う州に旅行に行ってくるねって言ってた時点で(勘のいい私は)女の匂いがしていたので、やはりこの人はお友達として会うと誓っていました。

ということもあり、出会った時の第一印象は「いいお友達になれそう」でした。

(のちに明らかとなるのですが一緒に旅行に行っていた相手は元カノでした。笑)

日本にはない文化のデーティング文化というものに疑問を持ちながらもそれから月日は流れいつのまにか彼女になりました。

当時は日本へ帰国するつもりでいたのでまあ、期限付きかな。とも思っていました。(何気なく酷いこと言っている。笑)

でも半年過ぎた頃に彼が同棲しないか、と重大事項を持ち込んできました。日本までの帰国タイムリミットはあと6ヶ月。

悩まなかった。笑

 

あ、いーよ。楽しそう。的な。

 

でも、私のクレイジーな行動は一層ひどくなり、大雨の夜中に大げんかをして車を走らせて友人宅へ逃げ込んだこともあった。(拗ねで心配して欲しかったからなのかも)口も聞きたくなくて顔も見たくなくて一人で外に散歩に行って3時間帰らなかったり(完全に拗ねてる)、部屋の中のもの全部ひっくり返して家具を破壊したり。(笑)携帯勝手に見まくったり、パソコンの検索履歴を定期的にチェックしたり、カバンの中をあさったり、本当に彼が浮気してるんじゃないかって疑ってばかりいた。これは好きの裏返しで誰か他の人のものになるんじゃないかって怖かったからゆえの行動だったのかなって今では思う。こうして文面化してみると本当に自分の行動すごかった。でも心配だったんだよね。苦しかったよ、常に。

 

私だって一人でこんなに狂ったように生きていたわけではなく、それに至るまでの様々な原因も当時の彼にはありました。(インスタで可愛い女の子にいいね!押したり、コメントしていたり。過去に使用していたであろう出会い系サイトが大量に残ってたりね。さっきも会話に出てきたけど元カノ事件?があったり。)

 

本当に4年前は旦那のことが好きすぎるが故にその愛情が歪んだ形になってしまっていたんだろうと思います。というか彼に常に私のこと見ていて欲しいとか、構って欲しいとかそんなんばっかりで愛情くれくれ星人になってしまっていたが故に自分の気持ちを考えたり、自分の気持ちに意識を向ける余裕がこれっぽっちもなかった。

 

そして学生ビザが切れる3ヶ月前に旦那が「結婚しよう」と提案してきた。

この時点で彼の両親、兄弟にもすでに会っていて結婚するつもりでいるということを彼が勝手に発表していました。

こっちとしては「はあ?」と思いつつも一緒にいるためにはその手しかないよね、、、

と思いつつ、少し考える。(それだけ共依存状態だったんだと思う)

クレイジーな私で良いのか?この女問題でだらしがない彼がいい旦那になれるのか?私はどうしたいの?わからない、と自問自答が続く。悩む。

そして1ヶ月が過ぎた頃、気づく。

彼の様子がなーんかおかしいぞ?はい、リサーチ開始。笑

開始してから3日後に尻尾を捕まえる。

ヤリ目サイトにの彼の写真と自己紹介が記載されていて、私が用事ある日をターゲットに空いている女の子を探していました。

その証拠写真を全て写真に収め(我ながら頭が冴えてる)、お前の企みはバレているぞとのコメントとともに彼にテキストでその証拠写真を全部送付したうえで電話をかけてFワード炸裂しました。笑

仕事に行っていたはずの旦那が慌てて顔真っ青で帰ってきて謝ってきましたが私の怒りは止まらず手と足が出てしまいました。ボッコボコにしたよね。鬼の形相だったと思う。笑

そして私はというと。もう悩まず帰国しました。笑

めでたしめでたし。

これで第1章はおしまいです。

第2章は別ブログで記載しているので興味のある方はどうぞ。笑

 

ruru0924.hatenablog.com

 

 

というように自己肯定感がもともとすごく低くて自分に自信がなくて常に誰かの評価が自分に対して評価になっていたから彼に完全に依存して自分じゃ立っていることもできない女になってしまっていたわけです。だから旦那がいつ浮気するんじゃないか、捨てられるんじゃないかってヒヤヒヤして怖くて怖くて、勝手に旦那に好きでいてもらえるようにやりたくもないことを頑張ってみたりして、ただただ苦しかった。

旦那がやらかしてしまったようなアホな決定打がないと帰国して自我に目覚めなかったかもしれん。

一時帰国は私にとって本当に必要なことでした。

自分が自分でいてもいいんだと思えるプロセスの一部だったのだと思います。

今でも肯定感が低いことは変わりないし、多少は他人の評価を気にしながら今でも生き続けてはいますが、今はとーーーーーーーーっても楽に旦那と過ごせています。

前みたいに苦しいということが全くない。

私のクレイジーな習慣が本当に不思議なぐらいになくなりました。

「大丈夫でしょう、彼は私のことが好きだ。」と自然に思えるから。

私が去ってしまった後に彼が彼自身で自省し、抑うつ状態になってしまって彼も彼自身で苦しみを味わったみたいです。喪失体験に近い、と彼は言っていました。猛反省したようで今は以前のような習慣は全くなくなりました。(私が気づいていないだけなのかも。笑)

 

遠距離恋愛がお互いの薬になったのかもわかりません。

 

相変わらず、心の中というものはお互いに見えないから喧嘩もあれば口論もある。歩み寄りが必要だったりもする。絶対に譲れないものもある。イライラもする。離婚したいって結婚してから3ヶ月はほぼ毎日思ってた。きっと今後もこんな日が来るのかもしれないけれど(笑)今は今で幸せ、あらゆることに感謝。って毎日思う努力していたら自然と旦那のいいところも見えてきたわけで。ありがたいなって思えることが増えてきました。(上から目線。笑)

 

同じ空間にいて、お互いが別々のことをして過ごしていても何も不満はないし居心地も悪くない。むしろ、旦那に趣味があって本当に良かった、ってオタク活動を尊重というか羨ましく思ったりしています。

逆に私も好きなことを好きなだけさせてもらっていて本当に感謝。頑固な私に合わせてくれて感謝。やりたいことしかやってないけど尊重してくれて感謝。わがままな私にぶつかってきても結局は折れてくれて感謝。笑

たまに文句を言うけど一緒にいてくれて感謝。

 

「今一緒にいたい」から一緒にいる。

これでいいと思うんです。他に理由はないし、私も頑張る自分をやめたら相当楽になりました。

 

頑張らなくても私は愛される。少なくとも私に。笑

 

 

また結局は私の話になってしまいましたが、結局は自分次第だっていうことを伝えたかったわけです。相手中心ではなく、世界は自分中心で回っているんだってぐらいの図々しさでいてもあらかたのことは許される。むしろそのぐらいでいてもいい。

自分の人生だもの、自分が中心にいなきゃいけないんだけどさ。

他人の評価ばっかり気にしていたら自分の人生じゃなくなってしまうよ。

まずは自分が幸せになること、楽しいこと、したいことをしてみる。

肩の力抜いて、リア充SNSで発信している人のことは放って置いて。笑

 

自分のことだけ考えて行動してみると自分のこと好きになれると私は思う。

夜中のポップコーン、レディースデイの1人映画館、銭湯、マッサージ通い、休日の引きこもりでドキュメンタリー番組を見まくる、ビーチで頭を空っぽにする練習、猫と戯れる、本を読む、漫画を読む、Netflixで涙活する、ベッドの上にゴローンする、サッカー見る、散歩すること、英語の勉強をすることが私の肩を抜いたリアルなリア充生活だと思っています。渡米してからはメインの楽しみだったレディースデイも銭湯もないから、再度好きなこと、したいことを地道に探してみています。

 

また自分の話になってた。笑

 

結論としては、オタクの旦那に感謝ってことで。笑